乱視度数とは

乱視は、近視や遠視と同じように度数があります。

近視度数
近視度数は「-」マイナスで表し「-0.00D〜-20.00D(以上)」まであり、-10.00D以上の人は最強度近視、-15.00D以上の人は極度近視と呼ばれ、かなり近視が強い人になります。

遠視度数
遠視度数は「+」プラスで表し「+0.00〜+10.00D(以上)」まであり、+10.00D以上の人は最強度遠視となります。

乱視の度数は、どれ位ありどういったものなのでしょうか?

コンタクトレンズの処方箋の表記を見てみると下記のようになっています。

処方箋

↑この場合だと、

・R(右目)は乱視が入っていなくて近視度数が-6.50D
L(左目)は乱視入り

になります。詳しく説明すると

1: 8.5mm(ベースカーブ)→ コンタクトレンズのカーブ度数で角膜のカーブ度数によって変わります。

日本人の眼に多いベースカーブが、8.5mmや8.6mmなのでメーカーさんでも8.5や8.6で作ってあるレンズが多いです。

他には8.3や8.4、8.7、9.0mmなども常備している所(メーカーさん)があり、カーブ度数が合わない場合は、目に入れた時にゴロゴロしたりコンタクトレンズがずれやすかったりします。

数値が小さいとカーブが急になり、数値が大きいとカーブは緩やかになります。
上記以外のカーブ度数の場合は、特注や取り寄せとなることが多いです。

2: -6.00D(球面度数)→ 近視度数になります。-6.00は強度近視に分類されます。

コンタクトレンズの場合、±0.00D〜はじまり、レンズによって変わりますが、-0.25D、-0.50D、-0.75D〜と0.25刻みで度数があり、-6.00D〜は0.50刻みで度数を用意している場合が多いです。

またソフトコンタクトレンズの場合、矯正できるのは-12.00Dまでというのがほとんどです。
それ以上近視度数が強い人は、特注レンズを使う場合が多いです。

3: -2.25D(円柱度数)→ 乱視の度数になります。CYやCYLで表記されているのも乱視度数になります。

乱視の度数は、0.00〜±10.00Dまであり、-2.25くらいになると「強度乱視」となります。
ソフトコンタクトレンズで作成している乱視度数は、-0.75、-1.25、-1.75、-2.25という場合が多く矯正できる範囲も-2.25以上はレンズの構造上難しくなります。

レーシックで矯正できる乱視度数は、-6.00Dまでと言われています。
また、錦糸眼科では
右眼の度数 近視−9.75 乱視−7.75 軸角度  2°
左眼の度数 近視−7.75 乱視−6.50 軸角度  5°の方の治療をした実績があります。

本当に重い強度乱視で悩んでいる方は、錦糸眼科さんへ相談に行くのが良いでしょう。

4: 180°(円中軸)→ 乱視の角度になります。AxやAXISでも表記されます。

乱視の角度は、0°〜180°まであり、この度数が「倒乱視」なのか「直乱視」なのか目安になります。

・180°から、プラスマイナス20°までのずれが「直乱視」。
・90°から、プラスマイナス20°までのずれが「倒乱視」。
・それ以外のずれが「斜乱視」となります。

また、倒乱視の場合は肩こりや頭痛の影響が出やすいと言われています。

5: 14.5mm(サイズ)→ コンタクトレンズのサイズになります。
大体13.8mm〜14.5mmというのが多いです。(大きすぎると目に入れにくいですw)

乱視度数 〜まとめ〜

乱視度数】に関係するのは、
3と4の円柱度数(CY)と円中軸(Ax)になります。

こちら必ずセットになりますので、コンタクトレンズや眼鏡の処方の際に確認してみて下さいね。

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