コンタクトレンズ使用の注意点
コンタクトレンズを使用する上で大切な「注意点」。
初めて装用する時や購入時に、眼科検診を受けてお医者さまからも、レンズを購入するお店からも注意点は必ず話があると思いますが、長く使用しているとついつい忘れがちに。
まずは、基本的なコンタクトの注意点を確認してみましょう。
注意点その1: レンズの装用時間を正しく守りましょう。
・基本的にコンタクトレンズは6時間位の使用が好ましく、寝る時は必ず外して就寝します。
・使用するレンズによって、
終日装用(朝から夜まで使用可能)のレンズや連続装用(寝てる間も装用可能)のレンズがありますが、
それはレンズの材質の関係で、
誰もが「終日装用しても良い。」「着けたまま就寝しても良い。」というものではありません。
・連続装用する場合は、必ず医師の許可が必要になります。
もちろん、連続装用可能と書いていないレンズは寝る時に必ず外す必要があります。
・あなたの眼の状態によって、装用できる時間や使用できる日数なども変わりますので、
眼科医の指示に従い、正しい取り扱い方法を守る必要があります。
注意点その2: 取り扱い方法を守り、正しく使用しましょう。
・コンタクトレンズには、ハードコンタクト・ソフトコンタクトといった材質の違うコンタクトレンズがあります。
それぞれ、ケア方法や取り扱い方法が異なりますので、レンズに合った取り扱いをする必要があります。
・ケア用品はレンズに合ったものを使用しましょう。
例えば、ソフトコンタクトのケア用品でハードコンタクトレンズの汚れを取ることはできません。
・2週間以上使用できるソフトコンタクトを使用する場合は、
「タンパク除去剤(酵素クリーナー)」を週1回を目安に使用して、レンズに付いたタンパクのケアも行いましょう。
・こすり洗いの時や、乱暴に扱い破れたり傷が付いててしまったコンタクトは目に入れないようにしましょう。
目に傷を付けたり、コンタクトレンズ障害の原因になります。
・1dayタイプ、2weekタイプ、1ヶ月タイプ、1〜2年使える長期装用タイプなど装用期間は必ず守りましょう。
・レンズケースや保存ケースの洗浄もしっかり行いましょう。
汚れたままのレンズケースでケアをしても、汚れがしっかり取れなかったり雑菌の繁殖などの原因になります。
注意点その3: 定期検査は必ず受けましょう。
・コンタクトレンズを購入後に、
3日後・1週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・1年後・・・といった定期検診を受けるよう案内がありますよね。
あなたは最近、定期検診に行きましたか?
使い捨てコンタクトを使用している人は、レンズがなくなったら眼科さんへ行って処方箋を出してもらってレンズを購入
といった流れになっていると思いますが、最近では「ネットで処方箋なしでレンズを購入」できたり、
「前回と度が変わらなければ眼科さんへ行かずにレンズを販売」しているコンタクト屋さんも見受けられます。
・ハードコンタクトレンズの場合、目に傷ができたり何かあるとゴロゴロしてすぐに分かりますが、
ソフトコンタクトレンズの場合は、自覚症状が全くなく「検査に行かなくても全然平気じゃん♪」と思っていたら
実は目やレンズに傷が出来ていて、眼障害が進行していたり、ドライアイになっていたり、
酸素不足により黒目に血管が侵入し(角膜新生血管)、気がついたら大変なことになっていた!
と言うことは珍しくありません。
・自分では眼の状態は分かりません。
どんなに忙しい人でもコンタクトレンズを使用している限りは定期検診を受ける必要があります。
注意点その4: 少しでも目に異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けましょう!
「なんだか充血がひどい。」
「目やにがやたらと出ている。」
「装用したら染みるように目が痛い。目が開かない。」
「目がシパシパして、明るい光(太陽の光・蛍光灯)などを見ることが出来ない。」
コンタクトレンズを使用していて、いつもと違う感じはありませんか?
レンズを着ける前、着けた後も異物感や違和感がないか確認をし、
少しでも異常があった場合は直ちに眼科医の検査を受けましょう!
「まぁ、大丈夫でしょ^^」という油断が、あなたの眼の健康を損ねる第一歩になります。
以上が、基本的な注意点になります。
あなたはいかがでしたか?思い当たる節はありませんでしたか?
上記の中でも、コンタクトレンズを長期間使用しているとついつい煩わしく感じる「定期検診」。
「いつも同じレンズを購入してるんだから、検査なんか必要ないでしょ。」
「忙しいし、検査はいいから、コンタクトレンズだけが欲しい。」
あなたはこんな風に感じたことはありませんか?
「コンタクトレンズを毎回買うのは高いから、一番安いやつでいいや。」
こう感じたことはありませんか?
実はこの考え方が、あなたの眼を悪くする原因になっているとしたら?
眼の症状って、自分ではなかなか自覚しないうちにジワジワと進行しているって知っていますか?
もし、もう随分定期検査に行ってないな…と思ったあなたは、早めに眼科さんへ行くことをオススメします。
※ 私の定期検診をさぼった体験談・・・
実は私も、定期検診が面倒くさくて1年に1回くらいのペースでコンタクトレンズをまとめ買いしていました。
検査を受けるのも、そのまとめ買いをする1年に1回ペースです。
ある日レンズが切れそうだったので久しぶりに眼科さんへ行ったら
「ドライアイになりかけですね。目に傷も出来ているので、今回処方箋は出せません。
コンタクトの装用は、傷が治ったら(完治に3週間くらいかかる)にしてください。」
と告げられ、偉いショックを受けた経験があります。
私は2週間の使い捨てレンズを使っていて、仕事の関係上、装用時間は8時間以上と長めですが、
土日の休日は眼鏡で過ごしていたし、装用期間も守って寝る時は外してケアもちゃんとしているつもりでした…。
なのに、コンタクト着けちゃダメよ宣言を出されたのです。。
何とも無いと思っていたら、実は…という苦い経験をしました。
その後、1週間後、1か月後、3ヶ月後、半年後と定期検査に通い(1ヶ月後の時点でコンタクト解禁)、
1年ではなく、半年に1回は検査に行くようにしました。
この時に、定期検査って本当に大切なんだと実感しました。
ソフトコンタクトは自覚症状が本当に無いので怖いんです。
眼科医にコンタクトレンズを着けちゃダメと注意されたにも関わらず、
忠告を無視して使用し続けた結果、角膜潰瘍を発症したという例も多くあります。
角膜潰瘍になってしまった場合、角膜移植やひどい場合は失明に至ることもあります。
「私は大丈夫」と思わずに、もう一度コンタクトの注意点を見なおしてみてくださいね。
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